■『クラブカルチャー!』湯山玲子(毎日新聞社)
芝浦ゴールド、NYのジュニア・ヴァスケスなどの筆者のクラブ体験からクラブカルチャーのリアリティーを描く。
■『DJバカ一代』高橋透(リットーミュージック)
ディスコ時代から活動するハウスDJがラリー・レヴァンのパラダイス・ガレージに通った時の夢のような体験、ハウス・ミュージックとの出会い、芝浦ゴールドでのプレイキャリアを中心に綴ったクラブシーン回顧録。
■『ブラック・マシン・ミュージック:ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ』野田努(河出書房新社)
シカゴ・ハウス、デトロイト・テクノのバックグラウンドと誕生した現場の実像に迫るドキュメント。
■『その音楽の<作者>とは誰か リミックス・産業・著作権』増田聡(みすず書房)
デトロイト・テクノとクラブ・ミュージックにおけるサンプリングと作者性。
■『音楽未来形 デジタル時代の音楽文化のゆくえ』増田聡、谷口文和(洋泉社)
クラブミュージックの価値とあり方についてテクノロジーと製作方法、パフォーマンスの面から研究。
■『シミュレーショニズム ハウスミュージックと盗用芸術』椹木野衣(ちくま学芸文庫)
ハウスとサンプリングによる製作ついてサンプリングアートやヴィデオアート、パフォーマンスアートなどの現代アートの文脈から考察する。
■『アーバン・トライバル・スタディーズー パーティ・クラブ文化の社会学』上野俊哉(月曜社)
クラブやレイヴに集まる都市のトライブとは何か?そして、クラブミュージックとDJプレイの意味と価値とは何か?カルチュラル・スタディーズや批判理論、美学、テクスト論、都市論などを援用しながら解き明かしていく。
■『文化系のためのヒップホップ入門』長谷川町蔵、大和田俊之(アルテスパブリッシング)
ヒップ・ホップの歴史や他ジャンルとの関係を整理しわかりやすく解説する。
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