『高校英語を5日間でやり直す本』小池直己 佐藤誠司(PHP文庫、2006年9月)
『中学英語をやり直す本』『中学英語をやり直す本<パワーアップ編>』の続編です。
2ページでひとつのTipsが100個収録されています。20項目を5日でマスターする想定になっています。
「高校英語を5日間で」といっても受験英語がマスターできるわけではなく、日常的なコミュニケーションを意識してそれに役立つ要素を習得することを目的にしています。
文法を基礎から説明するのではなく、構文や品詞の役割を取り上げて、意味の理解や実際での使用を重視して説明します。
例えば、「I prefer my coffee black.」と「I prefer black coffee.」といったように表現によるニュアンスの違いや完了進行形、過去完了形、未来完了形の意味や機能が詳しくわかりやすく解説されます。
基本的な文法事項は説明していないやや高度な内容の一冊です。英語の表現力・理解力を高めたい、TOEIC対策での文法の知識の補完など、英語の能力をアップグレードされたい方にオススメです。
Goodbye!!
Cheers!!