『究極の英単語セレクション 極上の1000語』向江龍治 アルク

『究極の英単語セレクション 極上の1000語』向江龍治(アルク、2008年9月)
専門用語や高難易度のヴォキャブラリー習得のために!!
LEVEL1 大学教育を受けた米国人が日常的に使用する語彙
LEVEL2 大学教育を受けた米国人がしばしば使用する語彙
LEVEL3 大学院以上の教育を受けた米国人が、ここぞという時に使う語彙
という3つのレヴェルで全体が構成されています。各レヴェルは「動詞」「形容詞」「副詞」「熟語・成句」の順で品詞が分類され、単語・表現が配置されています。各分類の中でさらに「コミュニケーション」や「言語・学問・芸術」「知覚・思考」「位置関係・相対関係・立場」といったトピックでさらに分類がされています。
1ページに3~4ほどのボキャブラリーが収録されていて、それぞれ英語のボキャブラリー、日本語訳、例文、例文の日本語訳、例文の中の注意すべき単語や表現の日本語訳、そのボキャブラリーについての注意点が記載されています。
CDには、ネイティブ女性のナレーションで単語が発音され、ネイティヴの男性のナレーションで例文がナチュラル・スピード読まれ、これが休みなく続きます。上級者向けのコンテンツになっています。名詞の部分のみ「単語→日本語→単語」(例文は読まれない)になっています。
タイトルは1000語となってますが、収録されている項目は905です。しかし、例文の中にも難しい単語や表現が収録されていて、その訳や解説が掲載されているので1000語以上の習得が可能です。
僕にとっては、LEVEL2で1ページに一つか二つ知っている単語や表現がある、という難易度です。LEVEL3は語源から推測できるもの以外ほとんどわかりません。
高級紙や公文書、政治学や経済学の専門書といった最も高難易度の英語を理解したい方にオススメです。